阿木燿子さんからのメッセージ

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メッセージ

阿木燿子さん

初めてミニ・ストーリー・ダンスの発表会を観た時、正直、びっくりしました。
それまで私がバレエ教室の発表会に対して抱いていたイメージを、大きく覆すものだったからです。

楽屋でみな子さんに伺ったところによると、生徒さん達の中から生まれた言葉を大事にし、ストーリィを作り出したとのことですが、
それはそれは立派なミュージカル作品になっていました。
ステージの上で出演者全員、生き生きとし、のびのびと歌い踊り演じ、輝いていました。
音楽も素晴らしく、子供達の持つ躍動感を見事に捕え、キラキラしたひとつのワールドを作り上げていました。

みな子さんは子供が大好きです。
実生活でも二人のお子さんに恵まれましたが、バレエ教室を通じ、多くの生徒さんに惜しみなく愛を注いでいらっしゃいます。
大好きなバレエと、大好きな子供達。みな子さんの創作意欲の源泉は、きっとここにあるのでしょう。
まさに天職。御自身もチャーミングな表現者であり、また優れた演出家、振付師のみな子さん。
子供達に対する深い愛情に裏付けされた舞台は、観る者の心を癒し、励まします。

子供達の心の荒廃が社会問題になる今の時代に、伸びやかに自己表現できる場所があるなんて、それって凄いことです。
音楽担当の御主人ともども、これからも心に残る作品を作って下さい。期待しています。

阿木燿子さんのホームページ

阿木燿子さんプロフィール

阿木燿子(あき ようこ)

作詞家、作家、プロデューサー。横浜市出身。

宇崎竜童と結婚後、彼の率いるバンド『ダウン・タウン・ブギウギ・バンド』のために書いた曲「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」で作詞家デビュー。

その後、宇崎と共に山口百恵の曲の作詞・作曲を手掛け、山口百恵の黄金時代を支える。沢山のアーティストに詞を提供し、数々のヒット曲を世に出している。

女優としても、多くのドラマ、映画、舞台に出演し、その魅力を存分に発揮している。

近年はライフワークとして、近松門左衛門の「曽根崎心中」とフラメンコを融合させた作品「FLAMENCO 曽根崎心中」の公演をプロデュースし、上演を重ねている。同作品は2001年度の芸術祭舞踊部門で優秀賞を受賞。2004年3月にはスペイン・へレスに て、日人初のフラメンコフェスティバルにも同公演で参加。

小説やエッセイ等の執筆活動の他、「TANNKA 短歌」で初の映画監督に挑戦。幅広い活躍を続けている。

6年前からコーラスグループ「ひふみレインボー」を主宰し、コーラス活動にも力を注いでいる。

また赤坂の一ツ木通りで、いろいろなジャンルの音楽やダンスが楽しめるレストラン&ライブ「ノヴェンバー・イレブンス 1111」を経営。

2006年、紫綬褒章を受章。

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