ミニー・ストーリー・ダンス発表会vol.4
- 日程
- 1998年5月30日 16:00開場 16:30開演
- 場所
- 東京都児童会館ホール
ごあいさつ
こんにちは!ミニーストーリーダンスです。
4回目の発表会を迎え、ますます成長した子供たち。
バレエにダンスに歌とレッスンを重ねてきました。踊ったり歌ったりすることが
大好きなミニーの子供たちですが、今回改めて関心させられたことがあります。
それは一つの役を演じるときの生き生きとした様子です。どんなに小さくても、それぞれ
の心の中にすばらしい世界があり、どの子も自分らしく演じることを心から楽しんでいる
ようです。特に喜怒哀楽を表現する時の目は「こんなに楽しいことはない!」
というようにきらきらと輝いています。
きっと客席からもご覧になれることでしょう。またジャスミンクラス、カービークラスの子供はさらにいろいろなアイディアを出して、演出にも参加してくれました。
今回のテーマは「フューチャー」。このままでは地球の未来はどうなってしまうのだろう…
そういった気持ちから出来上がりました。これまでとは違い、発表会全体を一つの物語にして、子供もはじめて台詞に挑戦しています。
最後になりましたが、発表会を盛り上げてくださいますゲスト、賛助出演のみなさま
スタッフの方々、そして陰ながらささえてくださいますお母様方に、心から感謝いたします。かわいい子供たち同様、ミニーの大切な宝物です。
さぁ、もうすぐ本番です。お楽しみに・・・ドキドキ
ミニー・ストーリー・ダンス主宰 杉もと みな子
ストーリー
みんなが暮らしている地球
はるか昔から いろんな生き物が喜んだり 悲しんだり 怒ったりしてきた
ねぇ 人間がいなくなった地球って考えてみたことある?
これから始まるのは そんなワンダーランドの物語 さぁ出発だ!
今 そう たった今 ガーゴイルの二人組 ジョニーとロバートが
2000年の眠りから目覚めた
1998年の東京にやってきたんだ
二人は過去と未来を行ったり来たりできる時の旅人
おっ!おませな可愛い女の子たち
なになに?アムロみたいになりたいだって?
彼女たちは胸がドキドキ ワクワクタイムの真っ最中
目覚めたばかりのジョニーとロバートは 元気のよさにびっくり
そこへ楽しそうなハムスターがやってきた 「エメラルドって呼んで」
どうしてそんなに嬉しいの?
エメラルドは昨夜の出来事をロバートとジョニーに話してくれた
時計おばけのフルールちゃんや
キャンディボックスのお菓子たちと友達になろうとしたけれど
どうしてもうまくいかなかったエメラルド でも天使がやってきたんだ
悲しいとき 淋しいとき 天使はいつもそばにいるってわかったんだ
友達って やっぱりいいよね
ジョニーとロバートは なつかしいおとぎの国へいってみたくなった
そこはマーメイドとスリーピングビューティーの世界
二人ははっと気がついた「なんで おれたちは目覚めたんだろう・・・・・・・・」
「たすけて!」聞こえてきたのは1万年先の地球からの呼び声だった
いかなくちゃ! 地球を助けに!
大変だ!ジョニーとロバートが着いたのは
かつて地球だったところ
でも地球はこなごなに壊れていた 人間もいなくなっていた
すべてを知り 地球のかけらの中に生き続けていた花 ラロセーアと一緒に
二人は壊れてしまう前の地球に戻った
暗闇を嫌うシャイン 朝の光をいやがるダーク 二つの生き物が争い
地球はその犠牲になった いけない!争いをやめさせなくては!
でもどうやって?
歌が聞こえてきた・・・・・・
同じ星を生きる私たち 争うこころ なくせたら
きっとすべてが輝きだすよ この星で
ごめんね何かが違ってた
優しさはみんなの心にある