Lily.Tの衣裳部屋

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アトリエたかの

 

先週、久しぶりに夫の仕事仲間のご夫婦が子連れで訪ねてくれました。
一歳半の女の子。何をしてもかわいい年頃です。
前日にプレゼント選びで服を見ていたら、娘は「かわいい~!」を連発。
逢えるのを心待ちにしていました♪

クッキーを食べる姿も、イスからよいちょと降りる姿も
微笑ましいですね。ほのぼのとした幸せ、暫く忘れていました。
これから成長するのが楽しみです。
クリスマスにプレゼントを考える楽しみも増えました♪

クリスマスといえば、娘はすごくいろんな事に気づく子どもだったので
サンタからのプレゼントには苦労しました。

始まりは3歳のクリスマス。
「おうちにはえんとつがないからサンタさんはこないの?」と聞かれ
「大丈夫、窓から入ってくるから。」と答えると、
「じゃあ、入れるように窓を少し開けておいてね。」といって
眠るまで窓を閉めさせてもらえず・・・
欲しいものも、紙に書いて外から見えるように窓に貼るので
ベランダから読んでみるのですが、3歳の文字は解読できず????
苦労して本人から聞き出しました。

その翌年にはプレゼントを開けた娘が、
「ママ、サンタさんもトイザらスでプレゼント買うんだね。」と一言。
絶句しました。
なので翌年には、梱包材と箱を百円ショップで購入し、
包み直して無事にクリスマスを迎えましたが、
その後買い物で百円ショップを訪れた時に、
「ママ!見て!サンタさんって百円ショップでほーそー紙と箱を買うんだね。」
「・・・・・・・・」
なんて聡い子供なんだ・・・
くったくのない笑顔で嬉しそうに話してはいるけれどもしかしたら、
実はもうサンタなんていないんだと知っていて親をからかっているのだろうか??

そんな不安とともに迎えた5歳のクリスマス。
娘がほしがっていた木のお家のセットがクリスマス特集で生協のチラシに載っていたので
しめた!と思い、娘に気づかれないように注文。
宅急便で別途届くはずと思い込んでいたのですが、
食材の配達の日、お手伝いしてくれた娘が、
「あっ!ママ、ありがとう!これ欲しくてサンタさんに頼んでおいたんだ。」
と嬉しそうに叫び、またしても・・・・・・
「ねえママ、今からでもサンタさんのプレゼント変えて貰えるかな?」
「・・・・(涙)」

そんなこんなで、いつしか娘は
サンタクロース宛の手紙を読みやすいように、内向きに貼るようになり、

「あっ!これは何だろう!みて!こんな所に何かある!」という私の小芝居も
いつしか娘の失笑をかうようになり・・

一昨年、
「今年は世界中に助けなくてはいけない子ども達が多かったから日本にサンタはこないってさ。」
「え~っ!でも、パパとママからはプレゼント貰えるんでしょ?!」
という会話で終わりを告げました。

我が家にほのぼのとした笑顔を振りまいて帰って行ったかわいいお客様は
娘とのおもしろおかしいクリスマスの想い出をおいていきました。
いつしか、娘も母となり 自分の子供時代のクリスマスを思い出すのでしょう。

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