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アトリエたかの
「Lily.Tの衣裳部屋 」 へようこそ!!
今年もあっという間に年末ですね。
毎年毎年やってくるこのせわしない時期・・・考えただけでも倒れそうです。
けれど娘はお誕生日に始まり、クリスマス、お正月とプレゼント攻撃のこの季節が大好きな様子です♪
子供っていいですよね。
先日やっと、発表会の写真の注文をしました。
たくさんの写真を見ていると、娘の成長ぶりを感じます。
小さなお子さんの天真爛漫な姿や、お母様の一生懸命な姿を見ていると、娘の小さな頃を思い出します。
あのころ、とにかく元気に明るく育ってくれればそれでいいいと、いつも願っていました。
そんな娘も 来春小学校6年生になります。
勉強とか、将来の夢とか、友達との関わりとか・・・いろんなことを選んで行かなければならない時期になってきました。
自分のことは自分で決めなさいといいつつも、親として、出来ればこっちを選んでくれたらいいなと思う。
それが本当に娘の将来のためなのか、それとも自分の面目やプライドのためなのか・・・・
悶々と悩んでばかりの毎日です。
けれども、昨夜ふとこんな言葉を思い出しました。
子供が転んだとき
アメリカの母は 自分の力で起きあがりなさいといい
日本の母は かけよって抱き起こし
アフリカの母は 自分が転んで 起きあがってみせる
文面は定かでありませんが、こんな内容でした。
これは育て方の良し悪しをいってるのではありません。
アメリカの母は自立を教え、日本の母は愛情を教え、アフリカの母は生きる方法を教えているのです。
子供を育てると言うことは、これを使い分けなさいということなのでしょう。
人によってその割合が違う・・・それがそのお母さんの育児方針になるのだと思います。
私はずっとアフリカの母の部分を大切にしてきました。
自分が挨拶してみせ、自分が沢山のママ友達を作り、争いをせず人に譲る、どんなときも明るく振る舞う、
その姿を見せていれば、必ず子供はまねをすると思っていました。
娘が学校に行けなくなったときは、私が毎日1年生の教室に通いました。
一年生の友達を作り、一緒に勉強しました。
だから今でも娘の友達は、私を「さとこ~」と呼んだりします。
それなのに・・・ここ数年、私はそんな気持ちをすっかり忘れていました。
気持ちが弱いとか、逃げているとか、そんな部分ばかり気になって悶々としていました。
口が悪いとか、文句ばかり言ってるとか・・・でもそれは私自身が娘にそんな姿をみせていたのかもしれません。
夕べ娘が、「学校のトイレが臭いから、また、におい消しにコーヒーの粉をちょうだい!」と
いったとき、ふと、それを思い出したのです。
たとえそれが誰も気づかないような事であっても、誰かのために今自分の出来ることをしてあげなさいと
私は娘にずっとそう教えてきた・・・それをちゃんと娘は覚えているではないか・・・
だから、そうやって 皆がいやがるところを掃除し、係決めは誰も手を挙げないところを選び、
持ち物を忘れた人のために余分に持っていったりしているではないか・・・・と。
先生や誰かに認められる時だけ、手を挙げる子もいる。そんな子はいつも学校で目立って人気があります。
娘は学校では驚くほど目立たない、地味な子供です。
学校行事に行くたびに、そんな娘にがっかりすることもありました。
でも、でも、そうではなかった。
むしろそんな風に育ってほしいと願い、育ててきた。その通りに育った娘を、私は本当に大好きです!!
・・・なぜか本当の日記のような展開になってしまいました!!すみません!
こんな風に自分を反省できるのも、子供のおかげですね。
子供に感謝!
長くなりましたが、またお会いしましょう!!