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アトリエたかの
こんにちわ。
アトリエたかのです♪
すっかり秋ですね。
秋になると靴とコートが欲しくなります。
私はロングコートが大好きで定番のものを何枚か持っていますが
今年は久々にショートトレンチに挑戦したいと思っています。
これからの季節はスカーフやマフラーのおしゃれも楽しめるので
今からすごく楽しみです♪
高校生の頃冬は制服の上にコートを着てマフラーを巻くのが定番でした。
私のマフラーはラコステの真っ白なの一枚きりでしたので
毎日鏡の前でいろんな巻き方をアレンジし
キャンディーみたいにしたりお花みたいにしたりネクタイ風にしたりと
独自の巻き方を考えて楽しんでいました。
看護婦時代初期は虎ノ門病院でしたので
白衣の胸ポケットにハンカチを入れるのが決まり事でした。
先輩達は皆、それぞれに工夫していたので
私もそれに習って胸元に花を作ったり扇のようにたたんだり・・・
一枚の布地を立体にアレンジする方法を
あの頃から独学で学んでいたのですね。
30代は映像製作会社、丸ノ内にお勤めでしたので
スーツの首元に小さめのスカーフを巻くのが好きでした。
今はカジュアルなスタイルに大きめのストールをアフガン
巻きにするのが暖かくて好きです。
不思議と使うストールはお決まりのものでいつも同じ。
どれももう10年来使っています。
一番古い大きなブルーの純毛のストールは18歳の時にプレゼントされたもの。
もう30年近く使っていることになります。
赤のカシミアのマフラーもプレゼント。
20年使っています。
私の父はとてもおしゃれな人でしたので形見は皮の手袋と茶のスカーフタイです。
メンズですが何にでもあうので気に入って使っています。
母の形見も紺のドットのスカーフでした。
3年前に急逝した友人の形見分けの際もストールと手袋を選んで戴きました。
あとになってマフラーも戴きました。
秋冬は大好きな人達に包まれて毎日を過ごせる季節でもあります。
ファッションは自分らしさを外に向けて発信するもの。
皆と同じ恰好をしても、中身は一人一人別な人格です。
どんなに真似をしてもその人にはなれないのです。
だから娘には時間をかけて自分のファッションを築いて欲しいと思います。
私が娘に学んで欲しいのはおしゃれをして出かけるときは
自分らしさと相手の期待に応えることが大切だということです。
どんな相手とどんな場所で どんな目的で会うのか。
TPOでファッションをきちんと変えられること。
友人とカラオケに行く服と 家族と食事に行く服は別なはず。
友人との時は流行を追った攻めのファッションでもいい、
でも家族との時は流行の中にも清楚さがあって欲しい。
いつも同じ服はありえないと、それだけは伝えています。
おしゃれは人間だけに与えられた自分を表現する手段です。
ブランドのものを身につけてもいいけれど、基本は分相応のおしゃれをすること。
人生を楽しむために教科書では教えてくれない事を
こえからも娘に伝えて行けたらいいなと思っています。