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まずは…発表会、大変お疲れ様でございました!
皆、本当に本当によく頑張りました。
きっと、上手くいったところ、失敗したところ、いつもは出来るのに出来なかったなと感じているところ、
心配していたけれど案外出来たなってところなど…沢山思ったことや感じたことがあるのではないでしょうか。
でも、舞台は凄いもので舞台袖で皆を見守っていた私は物凄く皆から幸せと元気を貰っていました。
正直、皆が思う失敗なんて私としては大したことないなと思ってしまう程、本当に皆が一人一人素敵でした。
そんな発表会が終わって初の本日のレッスン。3人だけと、みっちり細かい所まで見ることができる人数のレッスンになりました。
発表会の練習が無く、皆としっかり最初から最後までレッスンするのは初めてで、新鮮な感じがしました。といってもまずは体幹トレーニングから。
プランクをすると一気に身体の芯も温まるので、怪我防止にもなりますし自分の中心を意識できるため今後も続けていきましょう。
れいやちゃん、皆と一緒に頑張って続けられるようにしていきましょうね。少しは良くなった…かな?旅行先でも気が向いたらやってみてね。
バーレッスンでは足裏や足先の使い方、指先の意識と上半身や首の使い方など…本当に細かい部分まで伝えました。
プリエでは五番のルルべに足を集めてくる時に、後ろのかかとが逃げてしまわないように注意しました。
タンジュやジュッテでは、4番や2番に足をつく時のアンデオールを意識。
小指側から足裏全体を意識してかかと前に押し込むことが出来れば、地面を利用して足裏からおしりまでアンデオールに使うことが出来ます。
また、特に今日は後ろに出した足の太ももの回しを意識しました。
軸足も開いている意識はもちろん残しておいた上で、使っている脚の内ももが平らになるくらい脚を張ること、
それでいてお尻は回しこんで、胸はついてこないように前に押しておく。
難しいですが、毎回意識するだけで自分で見えていない後ろ足がアンデオールになるので頑張ってね。
なみちゃんはフラッペの時の膝の戻しと、あげた脚側の胸を張ることを意識してね。少しだけ背中の上部が落ちやすいから注意です。
かりんちゃんは、脚のアクセントや動かし方は大きくて魅力的な分、脇が一緒に動いてしまったり落ちたりしがちなので気をつけて。
れいやちゃんは、首の付け方がかたいので思ったより横を向くことと上を向きすぎないように気をつけて。
特にアンデオールの顔の付け方が甘くなるので注意です。アンオーももう少し後ろで大丈夫。その方が背中の張りが感じられると思います。
センターでは、呼吸を意識した上半身の使い方を伝えました。
3人とも、ぐっと下にこらえがちなので、もう少し上に抜くように注意。アダジオやキープする動きは止まるわけではないことを伝えました。
ずっと伸び続けること、手足も首もずっと長くなっている意識でいることで、
少しぐらついて不安定になったとしても、次の動きに繋げることができます。また、繋ぎの部分がスムーズになることで踊りにしなやかさが生まれます。
ピルエットの前のトンベの出し方、ジャンプでの毎回のポジションを丁寧に降りるなども意識しました。
グリッサードの脚を出す前の五番も丁寧に降りるなど、細かいことですがそういった部分でダイナミックさの中に繊細さが見えます。
雑に見せないことはバレエにとっては大切なことで、音から遅れる訳ではないけれど、正しいポジションに入っているだけで、次のステップへの繋ぎの美しさが変わります。
グランワルツは3人とも、楽しそうで見ているこっちも楽しくレッスンできました。
ただ、3人とも音の取り方が単調過ぎるので、自分がどこを見せたいか、
どこが短くてどこが長いと面白さが出るか…振付を貰っている間に個性を出せる部分を考えるともっと踊りの幅が広がるかなと。
アントルラッセの入り方は、私の個人的な好みにもなりますが、
指先を進む方へ伸ばすことで指先までの意識が見ている人にも伝わります。それに背中までの意識も自分で感じられるし、ふらつかないようにもなるよ。
なみちゃんも、かりんちゃんも、れいやちゃんも個性はしっかりあるしもっと磨ける部分があるなと感じています。基礎的な部分も技術的な部分も、ダンサーとしての魅力も、音と踊りの組み合わせや面白さもこれからもっと出せるように一緒にレッスンしていきましょう。
表現力は基礎と自分を知る研究があってこそ。
私も全力で、どうやったら皆がますます美しく魅力的になるか考えて、一緒に踊って楽しく模索し研究します。
これからも共に頑張りましょう。本日もお疲れ様でした。
子どもバレエ教室 ミニーストーリーダンス
広尾教室では随時体験レッスンを行っています。