Future No.108

今年のレッスンも残すところ１週間となりました。
１２月は何かと忙しく、師走の名のとおり常に走っている（精神的に）ような気がします。
そんな中、また世間を騒がせるような、恐ろしい事件が次々とおこっています。
この「フューチャー」ではここのところ毎年１２月に同じような不安を書いてきましたが、年々益々悪い方へと進んでいるような気がしているのは私だけでしょうか？漠然とした恐怖を感じます。
おまけに、２００７年を象徴する漢字として「偽」という字が国民の投票によって選ばれたそうではないですか・・・・・。本当にどうした事でしょう。
日本人は「嘘偽り」を恥とする文化を作ってきたはずなのに・・・こんな事では不安です。
来年はそんな不安を払拭してくれるような、心温まるニュースがたくさん聞けると良いですね。
ふと事務所の神棚を見ると、先日明治神宮に行った時にひいた＜おみくじ＞がありました。
明治神宮でひく＜おみくじ＞は、いつも私の心を引き締め、正しいことに気づかせてくれます。

大御心　　昭憲皇太后御歌　
　「高山のかげをうつしてゆく水の　ひききにつくを心ともがな」
＊ 高い山の姿を写して、谷川の水が段々と低い方へ流れていくように、誰でも理想は高く、身はつつましく、ということを心がけたいものです。

日本人ならではの謙遜の美学ですね。
理想は高く、人を大切にし、自分に厳しく日々の仕事を真摯に行なっていかなくては、という気持ちになりました。来年はこの歌のように生きていきたいと思います。そして教室としても、気を引き締め、大切なお子さんをお預かりしている責任をしっかり認識し、皆さんに安心して頂ける教室であるよう、スタッフ一同頑張ってまいります。

教室は２３日のクリスマス会が終わると、１月６日（日）まで冬休みに入ります。
来年は１月７日（月）よりレッスンが始まります。
どうぞ皆さま、良いお年をお迎えください。