Lily.Tの衣裳部屋

アトリエたかの

 

「Lily.Tの衣裳部屋 」 へようこそ！！
　～ここはミニーストーリーダンスのお針子として、エメラルドクラスのLily.Tのお母さんとして、日夜　衣裳を形にし続ける、アトリエたかのの作業部屋です～

みなさんこんにちわ！９月は発表会にむけて、タイツシューズや衣裳の配布、リハーサルなどなど、様々なイベントが盛りだくさんですね！！

Lilyの衣裳部屋も、妖怪の衣裳製作がほぼ完了し、宴の先生方の衣裳製作に取りかかっています。
アトリエの天井には様々な妖怪達の衣裳がぶら下がっていて、すごく楽しい雰囲気を醸し出していましたが、先週末、妖怪のみなさんにお渡ししたあとはなんだかがらんとして・・・ちょっと淋しいです。

さてさて、今年はお気に入りの衣裳が多くできました。

和の要素を衣裳に取り入れるのは長年の夢でしたし、何よりも、小学校時代に水木しげるの妖怪大辞典を枕元においていた私にとって妖怪の衣裳製作はかなり心ときめくものがありました。
今年は製作日数が１ヶ月少なく、かなりハードでしたが、不思議とイメージがどんどん湧いてきて１日１着出来てしまうこともありました。
変な話ですが、デザインは突然ふっとおりてきたりします。多分、いつも頭の片隅にそのことが気になっているからだと思うのですが、大抵は、なんとなく、うすぼんやりと頭の中にその衣裳を着たその役のお子さんの姿が見えていて、しばらくはぼんやりしたままなのですが、ある時、霧が晴れたようにはっきりと、細かなデザインまで見えるのです。きっとその時の脳はAHa！体験をしているに違いない！！二枚の写真のどこが違ってるのか、動く映像のどこが変化してるのか、解った時の、あの、あ！今見えた！！っていう、あれだと思います。そうしたらもうすぐに忘れないように、出先なら何かに書いておく、家なら一気に作っちゃう・・・という感じです。う～ん！

今年の衣裳にはどこかに必ず和の要素を入れました。けれど全部が全部和にならないようにも気をつけました。
和の素材なら洋風のデザインにし、洋風の生地なら和のデザインにしたり、工夫したつもりです。
そして着物だけでなく、様々な小物たち、帯締めだったり、帯あげだったり、ぼんぼりや鈴なんかをおもしろく使ってみました。それに角もほんものの角を使っています！巻き貝や粘土などで作ってみましたが、やはり本物にはかないません。
また、わらしたちは和風のワンピースを着た黒猫、ぼうずたちはお祭りのかっこをした狛犬、もんめびゃっこは名前の通り白狐、と、動物たちも個性的です。是非、衣裳も楽しんで見てくださいね。

おお・・また長くなってしまいました・・・
次回はそうそうたる宴の先生方のお話をアップしますね！！えっ！次はもう発表会は終わってるかも？！・・・ひえ～！！！
お楽しみに。

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