4月9日ミュージカルクラス

ミュージカルクラス~指導:杉もとみな子

3月のオーディションを終えて

最初のミュージカルクラスです。

当日参加できなかったお2人には本日ヴォーカルと演技を見せて頂きました。

 

オーディションの結果でいろいろなことがわかりました。

キャスティングを決定するために9日、18日の稽古で更に

見せていただきたいと思います。

先日のオーディションの評価は来週のレッスンで個々にお渡しいたします。

 

 

ボーカルのハモリを練習しました。

音が重なって美しく響くと本当にうれしいですね。

普段時間があったあらお友達と合わせて歌う練習をたくさんしてください。

 

レッスンの後半は演技のダメ出しにどう応じるかという稽古です。

これまで何年もお芝居の練習をしてきましたが

ダメ出しをすると、泣いてしまったり気持ちが萎えて何もできなくなったりして

進まなくなってしまう事が多々ありました。

ダメ出しというのは、叱っているわけではなく「このようにしてください」と

伝えているのです。

すなおに受け止めて、言われたとおりにやってみてくださればそれでよいのです。

もしやりにくかったり、わからなければそのように言ってくだされば良いのです。

重要な役を演じてもらうためには、このダメ出しに素早く応じてついて来れないといけません。

どんなに良いものを持っていても、それしかできないのではだめなのです。

 

今日はオーロラクラスのお姉さんたちに

一回「五月の夜」を演じてもらい、それぞれにダメ出しをしました。

それに対して集中して思い切り芝居を変えることが出来ためっちはよく頑張りました!

やっと殻を破ることが出来ましたね。

見ている人もびっくりです。

ここからがスタートです!今日はまず殻を破りその心地よさもわかったでしょう。

次はもっともっと集中して丁寧に役をつくっていけばよいのです。

いっしょに演技していた人たちが、ついていけなかったのが惜しいところです。

いっしょに舞台に立っている人たちが思い切ってそこについていければ

芝居自体の熱が上がりどんどん面白くなっていくでしょう。

 

他2グループでも同じことをしました。

まいちゃんが 冷たいお姉さんだったのを

心配性の人の良いお姉さんになってくださいとのダメ出しに答えてくれました。

もっともっと出来ると思いますが、頭で考えて悩む前に行動したようなところを感じました。

それでよいのです。今までは出来なかったことです!!

お芝居は感性です。理屈ではありません。

感じたことをそのまま行動に移すという事は

幼い子どもでない限りあまりありませんね。

私がお芝居を学ぶことで皆さんにやってほしいことはそこです。

これまでのダメ出しで泣いてしまうのは、その意味を感覚としてとらえようとしないで

頭で考えて納得しようとして、どうしてよいかわからなくなってしまうからでしょう。

たやすい事ではありませんが、心を動かしてほしいのです。

 

本日のレッスンで私は大姉ちゃんたちの反応をとても嬉しく思いました。

理解力、集中力はやはり(個人差はありますが)年齢とともについてくるところもありまね。

そんなわけで、この度の「チーム ビリーブ」において

大ねえちゃん(中学生)は大ねえちゃんなり

中ねえちゃん(5,6年生)は中ねえちゃんなり

小ねえちゃん(3、4年生)は小ねえちゃんなり

そして可愛い妹たち(1,2年生)は妹なりに

それぞれの出来る事を感じました。

今回の芝居を通じて皆がそれぞれ学び、階段を上るように、

一歩いっぽ成長して頂きたいと思いました。

 

 

 

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